xls ドキュメントの差分チェック
今日はコードフリーズだった。
と言っても開発に追われていたわけではなく、昨日から xls のドキュメントの更新をしていた。ドキュメントの内容と trunk のスキーマの差分を調査して更新していたのだけど、これが結構時間かかって次リリースにも少し持ち越した。
その過程で差分チェックの簡単なツールも作ってみた。あとは xls から比較したい内容をテキスト抽出できれば良い。今回は時間がないから手作業で取り出した。
試しに xls のテキスト抽出には Gnumeric パッケージに付いてる ssconvert コマンドを使ってみた。対象ファイルが説明資料なので必要な部分だけテキスト抽出するのは一工夫が必要そうだ。というか、抽出したテキストを見たらこれは無理かなと今回は諦めた。
- サーバ上でPDFやオフィス文書からテキストを抜き出す方法あれこれ - ククログ(2010-08-02)
- http://xmodulo.com/2012/06/how-to-convert-xlsx-files-to-xls-or-csv.html
trunk との差分チェックも手作業を介するのと、バージョン管理で差分も見れないし、ドキュメントを更新していて、いまどき xls でのドキュメント管理をやめるべきだろうとも思い始めた。とはいえ、ユーザーに渡す資料なのである程度、見やすい資料にしたいというのもあり悩ましいところ。
開発者の視点:
- trunk との差分を自動チェックしたい
- 定期的にチェックツールを実行して (差分を) 都度メンテしたい
- 過不足がない内容を保証
テスターの視点:
- 更新内容が適切かどうかを自動テストしたい
- テスト期間中にテストが通れば良い
- テストが落ちない内容を保証
校正者の視点:
- 更新内容が分かりやすいかどうかをチェックしたい
- ドキュメントをリリースする前に確認したい
- ユーザーが誤解しない内容を保証
ユーザーの視点:
- 知りたいことが分かりやすい資料がほしい
- 作業する前に仕様を確認したい
- 目的が達成できればそれで良い
視点を変えてみると、それぞれ求めるものは違うのかもなぁ。