台湾紀行
8人という小隊 (?) で訪問したので修学旅行みたいなノリになった。みんなで行動してたから、合間にやろうと思ってたタスクやらブログやらほとんどできなかった。
PyCon Taiwan 2012
場所は Academia Sinica という学園都市みたいなところどった。雰囲気的に大学のキャンパスのような、大きな敷地に講堂やら研究施設といった感じだ。
初めての開催ということもあり、向こうのスタッフも試行錯誤があったと思う。それでもスタッフ30人ほど、参加者数が250人超のイベントを2日間、開催できたことは素晴らしいと思う。どのぐらいの影響があったのか分からないけど COMPUTEX TAIPEI という大きなイベントとも重なって不運だったそうな。
進行の時間は適当だったけど、質疑応答をきらずに自由に発表者と質問者とのやり取りをさせていたのは、是非はあるけど、まぁ今回は結果的に良かったように思う。
日本から押し掛けたうちらにも気を遣って、お昼ご飯をスタッフルームで取らせてもらったり、ホテルの手続きをやってもらったり、丁重におもてなしされた。彼らが日本に来ることがあったら恩返しをしたい。
英語力
昨年 PyCon JP 2011 に参加した方もスタッフとして取り組んでいた。その彼によると、参加者のほとんどは英語を話せるらしい。ほとんどの発表者がスライドを英語で作成していたし (発表は中国語) 、スタッフの人たちも流暢に英語を話していた。
台湾の Python コミュニティはまだまだ立ち上がり段階だけど、やっている人たちのレベルは相当に高いように思えた。自分たちで自分たちの居場所を作ろうとするような人たちは意識も能力も高い。この人たち、すごいなーと感心してきた。
まだまだ自分の英語力はひどいレベルだ。もう2年ぐらいかけて彼らと会話できるレベルを目指す。
台湾の印象
今回、私は観光気分で特に目的をもたず、台湾がどういうところか見てみたいというのが第一のモチベーションだった。観光で行った夜市もすごく楽しかったし、電気街でうろうろして店員さんや露天商と話した感じも丁寧な対応だった。
活気があって、人当たりも良くて、明るい雰囲気がして良いところだなーと好印象をもった。日本のアニメや漫画のキャラクターもそこら中のお店で見かけて、本当に親日だなと思えて、私も日本人だから自分たちの文化を受け入れてくれる心根が嬉しい気がした。
飛行機で3時間程度だから簡単に行ける。PyCon Taiwan に毎年行っても良いなと本当に思う。
所感
旅は旅そのものが非日常の時間と空間で自分を見つめ直すきっかけになる。
目的も意思も意図も何もなかったけど、それなりに自分の中での収穫もあった。それを弱くしないために、具体的には書かないけど、ものごとの連続性と選択と時間軸を考える上で旅をするのはおもしろいと思うようになってきた。
きっかけさえあれば、どんどん海外へ出て行こうと思う。