ひっくり返したものをひっくり返された

お仕事

どうして良いか分からないことに遭遇したら、まず自分は分からないということを認識 (もしくは共有) した上で、分かるところから手をつけて、分かることを徐々に増やしていって、分からないことが前より分かるようなったりして、難しい課題に挑戦するのが普通のやり方だと私は思う。

それが分からない人の気持ちが私には分からない。

ドキュメントの清書

午前中に全体の推敲をやって、午後から社内レビューを行った。

いくつかレビューの要項と課題 (顧客の意図が分からない点) を説明して、一発合格だった。おもしろくない作業だったけど、Windows + MS Office 環境を構築できたのでいずれ役に立つ日がくるかも。

開発プロジェクト

本来、プロジェクトオーナーを務めるべき方の日報に、本プロジェクトの基本設計がほぼ完了したと書いてあった。

先月に基本設計のやり直しを決め、リーンスタートアップの書籍を読み込み、それでコンセプトや要件、ターゲットをきちんと見定めようと議論してから、まだ2時間 * 2回の会議しかしておらず、さらには議論が発散して、まだ方向性が見えない状態だ。その2回とも、私が議事録を作成して、その内容、決定事項や宿題事項も残してある。

この状態で基本設計がほぼ完了とはどういう意味か?とメールで反論した。オーナーからは返信がなく、プロジェクトメンバーから、思い思いの返信があり、全くメンバー間の認識も一致していない。

ランチや業務中に時間を取って、他のメンバーと話した結果、誰もリーンスタートアップの考えに則ってプロジェクトを進めようという意思はなかった。(オーナーは何を考えているのか分からないけど)、私だけがリーンスタートアップを意識して開発しようとしていた。

あほらしくなった。

取りあえずモックを言われた通りに開発して納めることにする。当初のリーンスタートアップでやらなきゃダメだと、開発の進め方や設計をひっくり返して、みんな熱血だなーと感心してたのに、あれは一体何だったんだろう。