開発スケジュールの延期
お仕事
社長と話して7月末の納期を2週間遅らせてもらうことにした。契約は7月末までだけど、2週間無償で良いから開発を継続させてほしいとお願いした。向こうはその分の報酬は払うと言ったけど、私はこの会社と二度と契約したくない。
中途半端なプロトタイプを納めて逃げるみたいなことはやりたくないから、最低限のプロトタイプだけは作って終わらせようと思う。
開発
今日は Kotti アドオンのモデル定義とビュー作成を行った。フレームワークのアーキテクチャさえ理解してしまえば、少ないコードで簡単に実装できる。
Pyramid のデフォルトテンプレートは Chameleon らしく、ちょっと癖のあるテンプレート言語で戸惑っている。テンプレートなんかちょろっとサンプルみたら分かるだろうと安易に考え過ぎていた。
とは言え、他の Kotti プラグインのソースをいろいろ読んでたら参考になるコードが多々あって、コードリーディングに時間をかけた成果も着実に出ている。
あと、
from thepackage import foo from thepackage import bar from thepackage import baz
こんなインポート文が多くて野暮ったいなと思ったら コーディングスタイル の別の記法だと、
from thepackage import ( foo, bar, baz, )
とあるので、この書き方よりは前者の方が可読性が良いよね、と私も思う。ちなみに個人的には、80文字以内なら、
from thepackage import foo, bar, baz
と書きたい。ただパッチの可読性を考慮して上述した記法になっているのだからそれは理解できる。
トラブルプロジェクトのその後
私はもう引き継ぎして全く関係ないけど、メーリングリストにはまだ追加されたままなので、ちょこちょこメールには目を通している。
本番運用が始まって1週間、早速、社長が「24時間対応の体制を解除してくれ」と泣きを入れていた。自社が提供したプロダクトの品質が極端に悪く、もともとは品質改善するまでは24時間体制で運用を手伝うという約束になっていた。
もはやビジネスとして成り立ってない。
- ひどい品質のシステムを納品
- 本番運用に全く耐えられなくて障害だらけ
- 24時間運用を手伝う体制を構築できなくて泣きを入れる
世の中にこんなひどい会社もあるんだなと思えるほど、この案件に関してはビジネス的に破綻している。対応しているエンジニアのスキルが低いわけじゃなくて、がんばってるけど、あまりにも滅茶苦茶な状態でサービスインしてしまったのだからどうしようもない。
一応、2ヶ月間はエンドユーザーへ無償提供らしいので本番と言えどもお試し期間といったところみたい。2ヶ月経って品質改善できなかったらどうなるんだろう。私が顧客だったら賠償請求して会社を潰すだろう。私からみて、顧客は非常に紳士的に応対しているけど、腹が立って仕方ないだろうなと思う。
ウェンズデーイングリッシュクラブ
今日も6人テーブルだったのだけど、メンバーにおもしろい人が多かったので楽しかった。一緒にお話するグループのメンバーは重要だ。
私は、先週末にキャッシュフローゲーム勉強会に参加したときの体験談を話した。投資や金融といった、自分にとって不得意な分野だけに内容はぼろぼろだったけど、苦手な内容でも英語で話す練習にはちょうど良い。