早起きは三文の徳

ちょうどアルバイトのお仕事の合間なので違うことを書く。

一般的に私は朝早い方だと思う。最近は徐々にレベルが上がってきて6時前後に起きて7時台に会社へ行けるようになった。これまで生きてきた経験から自然とそうなっただけだ。無理をしているわけでもなければ、何かを狙っているわけでもない。

新人時代

朝の挨拶というのは、基本的に来た人が既にいる人へ向けて行う。挨拶は communication の1つだから、発端は come (来る人) から始まる。

新人のとき、職場の、中途半端な距離にいる、ろくに話したことがない人へ挨拶した方が良いのかどうか私は分からなかった。実際のところ、いまもよく分からない。

挨拶しとこうかな、無視されたらどうしよう、向こうもびっくりしないかな。そんなことを朝から悩みたくない。自分が朝一番に会社へ行ったらその悩みから解放される。

SIer時代1

運用事業部に所属していた。顧客が流通小売業だったので、お店は8時頃から開いてる。当然、チェーンオペレーションを行う顧客も8時過ぎからお仕事してる。早い人だと8時40分ぐらいから電話で問い合わせをしてくる。

SIer時代2

運用事業部でメンテナンス作業をしていた。先輩の中には深夜遅くまで働いて、朝遅刻してくる人がいた。翌日の9時になり、その作業の結果について顧客から問い合わせを受ける。

作業した先輩がいない -> 顧客へ回答できない -> 顧客ちょっと不機嫌 -> ※先輩の携帯へ電話 -> プルルルル ... -> 顧客から催促の電話 -> 確認中と平謝り -> ※に戻る

私はいくら深夜遅くまでお仕事しても9時に会社へ行こうと決心した。

Sier時代3

運用事業部でトラブル対応をしていた。上司の中には土日にトラブル対応して、疲れ果てて月曜日に来れなくなってしまう人がいた。翌月曜日の9時になり、その作業の結果について顧客から問い合わせを受ける。

作業した上司がいない -> 顧客へ回答できない -> 顧客ちょっと不機嫌 -> ※上司の携帯へ電話 -> プルルルル ... -> 顧客から催促の電話 -> 確認中と平謝り -> ※に戻る -> 3回ループしたら break -> 課長へ報告 -> 課長の携帯から上司へ電話 -> 連絡が取れて一見落着

私はいくら休日お仕事しても月曜日の9時に会社へ行こうと決心した。

SIer時代4

運用事業部でサーバー管理をしていた。大抵のバッチ処理は夜中に動き、失敗して日次ジョブが正常に動いていないことがある。顧客からの問い合わせに備えて、一刻も早く現状把握しておきたい。

朝8時にバッチ処理が正常に終了しているかを確認しておきたかった。

SIer時代5

運用事業部でユーザーサポートをしていた。常に電話が鳴ってるような職場で、電話のやり取りばかりしていると自分の作業が捗らない。ほとんどの人は18時過ぎてから自分の作業をしていたけど、もう疲れてしまって私にとっては生産性が低かった。

電話がかかってこない9時より前に自分の作業をするようになった。

まとめ

技術がない、人がいない、時間がない。

そういう職場で生き抜くために、つまりは生産性を高めるために身につけてきたスキルの1つだ。

朝型スタイルの生産性の高さは、その日一日でみた短期的にも、数ヶ月という範囲でみた長期的にも抜群に高い (夜型と比べて体調を崩しにくい) 。

私の場合、朝型に変えようとして定着するまで半年ぐらいかかった。最初の1ヶ月とか、眠くて生産性が落ちるかもしれない。

それでも自分の生活を振り返って、現状ではダメだと思ったら試す価値はあると思う。