カンファレンス -初日-

聞き取りやすい英語とそうでない英語がある。話してみて、この人の言ってることは分からないなと思ったら、次からは "more slowly" と言ってみよう。

イベント規模

参加者2,257人、スポンサー136社、たぶん過去最大規模の PyCon だと言ってたと思う。開会の挨拶をした運営統括の Jesse Noller 氏 が見た目、20代としか見えない若さで驚いた。家族もいて子どもが2人だそうな。プロフィールを見ると、立派な経歴ですごいなと思った。

ビデオが公開されていた。4分過ぎから登場する。

キーノート

2000人以上が入る規模の会場で、スクリーンが前に2つしかなかったせいか、基本的にスライドは使わずにトーク中心のキーノートだった。従って、トークに付いていけない私はほとんど分からなかった。Paul Graham 氏のキーノートのサマリをいくつか見つけたので後で読む。

ビデオも公開されたようだ。

講演

主にテスト関連のセッションに出てた。最近 pytest/tox を使い始め、昨日 Holger Krekel 氏とやり取りしたのもあり、

を聴講して、さらに pytest に興味をもつようになった。ドキュメントをざっと読んだときは、ちょっとマニアックな機能にしか思えなかったけど、用途や応用例を聞いて凄い仕組みだなと感心した。Holger Krekel 氏は PyPy もやってたらしい。

Testing BOF

EuroPython のときは、一度も出なかった BOF (OpenSpace)に参加してみた。

120人ぐらい参加していて、テストに関することなら何でもの、ライトニングトークスを4時間以上やってた。プレゼンテーションに対して茶化したり野次ったり、発表の場を一緒になって楽しむという文化は、日本のそれとは全く違うもので、サッカーで言うサポーターのような感覚なのかなと思う。長くて疲れたけど、どの発表も盛り上がっていて、私でも分かるユーモアもたくさんあったし、楽しめた。

カンファレンスの過ごし方は、listen < talk < collaboration と言っていた意味が少し分かった。