ノータイム
いろいろあるんだけど、書く時間とモチベーションがない。
お仕事
明日で4週目が終わる。いよいよだ。
翻訳プロジェクト
ほぼ終わりが見えた。いや、本当は終わってないのだけど、形の上では終わらせる。
結局 4/5 (80%) を自分でやってしまった。もともとこの作業はお仕事じゃなくて、コントリビューションと捉えてやっていたので、まぁいいだろう。ここ 2-3 年の、Sphinx のドキュメンテーション、翻訳のノウハウがそれなりにたまってきたのを実感できるようになってきた。
リーンスタートアップ
ざっと一読した。
400 ページ近くあって、分厚い本だけど、簡単に目を通せた。しっかり読み込むべきところとどうでも良いところがはっきりしている。言い換えれば、分厚いだけに内容の薄い本だ。大事なことは200ページもない。ただ、指標のサンプルがたくさん出てくるので、私のようなそういったノウハウをもたない人にとってはとても参考になる。
私は開発者だから、開発そのものの方法論はさして目新しくない。昨今のアジャイル開発、継続的インテグレーションの延長上にあることしか書いてない。
それよりも目新しかったのは、本書の中で「革新会計」と呼ぶ従来の管理会計とは違った指標で財務評価するお話だ。本書は IT 企業 (起業) における、自社開発プロジェクトの評価が従来の管理会計では不十分だと説いているのが要点だと思う。
そう。全くその通りだ。私もずっと思っていた。
もうちょっとがんばったら良いモノができるのに、ほとんどの開発プロジェクトは「もうちょっと」がんばれずに終わる。
開発力はお金で買える。お金がなければ、開発し続けることはできない。
革新会計により、開発プロジェクト初期の、全く売り上げが出なくても、チームが肩身の狭い思いをしないように別の指標で開発チームを守る役割をもっている。ただ、お金はどんどん浪費するので資金が必要だ。だから資本のあるスタートアップが対象なんだと思う。