詰めの一ヶ月

2ヶ月経過して11月に入った、今週もがんばるよー。

お仕事

先週から動画配信機能の開発に取り組んでいる。実装期限は1ヶ月。今週中にアルファレベルのプロトタイプが動いていないと、先行きが厳しくなってくる。開発に向けて、チケットを中ぐらいの粒度で5つに分割した。

  • ストリーミングサーバー実装
  • クライアント画面
  • メディアプレイヤー
  • サーバー間通信 (Web API)
  • セッション共有の仕組み

先週、クライアント画面向けに ant を使ったビルド & デプロイ環境を構築していた。ant の build.xml を初めてスクラッチから書いてみて、target と macrodef の使い分け、既存のツールの把握など、かなり理解が深まって良かった。

そして、今日はクライアント画面のプロトタイプ実装を行った。ビルド & デプロイの仕組みがあったので、どんどんコードを書いて試せた。一通り動くレベルのプロトタイプが作れたのでまずまずの手応えだ。

明日から2日間でストリーミングサーバーのプロトタイプ実装を行う。うまく行けば、週の後半あたりにプロトタイプのデモを関係者に見てもらい、そのフィードバックから全体像の把握、後半の開発 (サーバー間連携やバックエンドの仕組み) に入っていきたい。

お食事会

親会社に出向中の CTO と若手メンバーでお食事会をしてきた。

私が入社したときに CTO はいなかったため、やや時期が遅れての挨拶となった。親会社のお話、海外リクルーティングのお話、環境を変えるお話、プログラミングのお話、経営視点のお話。役員と現場の社員との距離感が近いのもうちの職場の良いところだと思う。この1-2年、私は会社やプロダクトを理解すること、技術力を上げることに注力するため、あまり目立った成果は出せないかもというのがちょっと悔しいところだ。

環境を変える

環境を変えるのも大事だという話題が出た。私もそれは一理あると考えている。普通の人は違いを経験して、その相対比較の中で気付きを増やしていく。気付きが多ければ多いほど、選択や是非の判断材料をたくさん持てるし、多様性への寛容にもつながると思う。

周りの人と比較すると、私は環境が変えることへの抵抗が少ない。中長期的な取り組みや職能を上げるという面では環境を変えるのは良くないけど、その代わりに変化への柔軟性が身につく。きっと環境を変えるのは年を経るごとに不安が大きくなるから、なるべく若い頃にいろんな環境を経験する方が良さそうに思う。そういう意味で、若者に旅をしろみたいな格言も出てくるんだろうと、いまになって少し分かる気がする。